空気搬送とは
空気搬送の特徴とメリット
チップコンベアから排出切粉の場合
(1) 運搬する手間(工程)が省け生産効率の向上。
(2) 切粉運搬用通路を確保せずに済むのでレイアウトの自由度が増し生産効率の向上。
(3) 切粉処理の制約がないので、無人稼働時間を増やす事ができます。
(4) 運搬時に切粉が飛散するなどして工場内を汚さずに清掃作業の軽減と作業環境の向上。
(5) 切粉置場が汚れず散雑にならないので清掃作業の軽減と作業環境の向上。
(6) 湿式加工加工の場合切削油の分離処理が一括してできるので効率的でコストを削減。
切粉を直接吸引する場合
(1) 切粉が発生する熱によるワークの変形を防ぎ、高速高精度加工に貢献。
(2) 飛散する切粉による損傷を抑え品質の向上。
(3) 段取り変え時の切粉清掃を短縮できるので生産効率の向上。
(4) 機械周辺に粉塵が飛散しないので作業環境の向上。
(5) 湿式加工から乾式加工に切替えられる場合もあります。
搬送能力
目安として約5m3/日まで搬送可能です。スクリューフィーダーの台数に制限はありませんが、各スクリューフィーダーのローテーション切替時間があるので20台以内が効率的となります。
搬送可能な切粉
SS、FC、アルミ等ほぼ全ての切粉の搬送が可能ですが、切粉の状態(形状)により破砕機、脱油機等の前処理が必要な場合があります。